今回は、「驚異のダンサー」と称される森山開次さんについて、ご紹介していきます!
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驚異のダンサー・森山開次(もりやま・かいじ)とは
森山開次さんは、日本を代表する振付家・演出家・ダンサーです。
森山開次さんの基本情報
生年月日:1973年12月19日
出身地:神奈川県相模原市
血液型:A型
身長:173cm
体重:62kg
21歳からダンスを初め、7年後の2001年、エディンバラフェスティバルにて「今年最も才能あるダンサーの一人」と評されました。
その後、自らが演出・振付・出演を行う作品の創作を開始したようです。
今では、国内外のコンテンポラリーダンスの公演に数多く出演している他、映画やテレビ、CM、イベントなど、幅広いジャンルで活躍されています。
森山開次のダンススタイル・特徴とは
森山開次さんのダンススタイルの大きな特徴は、能などの和のモチーフ取り入れた動きや作品が多いことです。
しなやかながら直線的で、静かで力強いパフォーマンスは見るものを圧倒します。
このスタイルを武器に、日本国内はもちろん、海外でも数々の賞を受賞しています。
森山開次の代表的な作品『KATANA』とは
『KATANA』は、2005年森山開次がニューヨーク・モントリオールで発表した作品です。
彼自身が、振付・演出・出演を行い、ニューヨークタイムズでは「驚異のダンサーによる驚異のダンス」と高い評価を受けました。
翌年2006年には国内各地での凱旋公演が話題となったり、2016年の再演でも改めて話題を呼びました。
「刀のモチーフを膨らませていく過程でテンションが高まっていきました。あらためて初演の映像を見て思うのは、前に進む力や意思がすごかったですね。若いから怖いもの知らずというか(笑)。
劇中歌に『歩め歩め前へ』というメッセージがあるんです。人生や人にかけて、自分のなかで出てきた言葉を能楽師の方に謡ってもらったのですが、それがまさに象徴していました。『前に進むんだ』という強いメッセージとともに、自分を奮い立たせてくれた感覚が強かったです。
当時得られたものは多くあり、自信がついたのはもちろん、表現の幅が広がることにつながりました。それから、『森山開次=KATANA』というひとつのイメージを持ってもらえたことも大きかったですね」
参考記事:「驚異のダンサー・森山開次。なぜ40代で『KATANA』再演を選んだのか?」
また、直近では、自らが振付・演出・出演を行う『星の王子さま-サン=テグジュペリからの手紙-』が注目を集めています。
2020年の注目公演をまとめていますので、是非こちらの記事もチェックしてみてください!
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2020年10月以降に予定されているダンス公演まとめ
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コンテンポラリーだけではない
今年世界初演の「竜宮 りゅうぐう」は、森山開次演出のバレエ作品。
子どもも一緒に楽しめる舞台をと、浦島太郎をモチーフに新国立劇場バレエ団と共に、新しい作品を創り上げました。
【世界初演・新作バレエ公演「 #竜宮 りゅうぐう」🐢】
7月26日夜公演より舞台映像をお届けします🎦<第1幕 大宴会のシーンより>
【プリンセス 亀の姫】池田理沙子
【浦島太郎】奥村康祐チャーミングな海の生き物たちが勢揃い!太郎と一緒に、観ている私たちも大興奮してしまう場面です😊 pic.twitter.com/L9sCVT1i7L
— 新国立劇場バレエ団 (@nntt_ballet) July 28, 2020
驚異のダンサーから目が離せない!
今年は、感染対策を呼びかける日本ユニセフ協会と協力し『世界手洗いダンス』の振付を担当。
舞台だけでなく、数多くのイベントやメディアで活躍する森山開次さんに、これからも目が離せない!
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