ところで、コンテンポラリーダンスと検索したら予測に何が出てくるか知っていますか?
【コンテンポラリーダンス 意味】、【コンテンポラリーダンス わからない】、【コンテンポラリーダンス 気持ち悪い】
コンテンポラリーダンスってなんだ!!!と思っている人がこれだけ居るんだと思います。
-
最近よく見るコンテンポラリーダンスとは?定義や有名ダンサーを紹介
続きを見る
コンテンポラリーダンサー自身も人に「コンテンポラリーダンスとは何か」を説明するのが難しい人が多いです。
そこで、ダンスを観る人から学ぶ「コンテンポラリーダンス」とはがよくわかる本を今回はご紹介させていただきます。
Contents
観る人が居て成り立つのがダンス
ダンサーとして、好きな音楽と好きな空間で踊っているだけでHAPPY!という方もいらっしゃるかもしれませんが、
自分のダンスを通して想いを伝えたい。考えて欲しい。感動して欲しい。
そう思いませんか?
ならば、ダンスを観る人の気持ちになって作品を創る、踊ることは必然的です。
舞台評論家 乗越たかお氏
日本で一番コンテンポラリーダンスを観て、語源化し評論する乗越たかお氏の著書からは学べることがたくさん。
人物
コンテンポラリーダンスに関する執筆・出版・レクチャーを行い、日本各地・世界各国のフェスティバルにも参加している。海外のダンスを取材して日本に、また日本のダンスを海外にも紹介し、執筆やレクチャーを通してコンテンポラリー・ダンスの社会的認知度を上げる事に努めた。また海外にも人脈を持ち、財団や劇場、フェスティバル等のプロデューサー、アドバイザー的な活動もしている。ダンサーが消費されず、職業の一つとして生活できる社会の実現」を自らの使命としている。
肩書きは、「作家・ ヤサぐれ 舞踊評論家」
バレエファンのための!コンテンポラリー・ダンス講座
バレエチャンネルで連載されている記事です。
乗越先生の記事の分かりやすいところは、実際にある作品で比較し
「なるほど、、本当だ」と思わせてくれるのでどんどん読みたくなるし、ダンスが観たくなる。
コンテンポラリー・ダンス徹底ガイド HYPER
2006年に出版された本なので少し前にはなりますが、当時の若手ダンサーやすでにベテランのダンサー、海外カンパニーについての紹介そして解説。
コンテンポラリーダンスの全体像が見える様になる一冊です!
どうせダンスなんか観ないんだろ!?―激録コンテンポラリー・ダンス
タイトルからして、「なぬーー!観るもん!!」と言いつつ手を伸ばしてしまう。
乗越さんが世界でダンスを観て、感じたことをわーー!っと書かれている。
私がここで感じたのは、ダンスは歴史とカルチャーによって新しくなっていくんだと思いました。
乗越さんは、たくさんの数の舞台を観ます。そして毎回きちんとTwitterで評論。
観た作品はもちろん、観ていない作品も観たくなる。
そして観た様な気持ちにもなる。
世間で認められているダンサーや振付家にはきちんと理由があるな。と思います。
ダンスが新しくなっていくために
以前私が乗越さんのセミナーを受講させていただいた時に印象に残っている言葉があります。
それは、「新しい物を創るには歴史を知ること」
ダンスをもっと理解したい人だけでなく、ダンサーとして、振付家として成長したい方は是非乗越たかお氏の著書を読んでみて下さいね!
Dancer's Mapは、ダンスが好きな全ての人のために、日々様々な情報を発信するWEBメディアです。
InstagramやTwitterでも、役立つ情報を発信しているので是非チェックしてみてください。