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ダンスを知らなくても楽しめる!オススメのバレエ漫画5選

まんが

今や、少女漫画の定番となっているバレエ漫画。

漫画がきっかけでバレエについて知った人や、バレリーナに憧れた人は少なくはないのではないでしょうか?

私は、バレエ漫画が大好きです!

バレエを幼少期から習っていたこともあり、自分と重ね合わせたり時には励みにもなっていました。

また、バレエ漫画は、バレエのリアルな知識が豊富に盛り込まれた作品も多く、ファンタジーというよりリアルな漫画が多い印象です。

今回は、私の実際読んだオススメ漫画と、これから読みたい漫画をご紹介します!

 

『Do Da Dancin’!』 槇村さとる

dodadancin

あらすじ

お魚屋さんの一人娘・桜庭鯛子。幼い頃からバレエを始め将来を嘱望されていたが、14歳の時に母を亡くす。
それ以来情熱を失い、夢も目標もないまま踊る日々の鯛子だったが、世界的トップダンサー・三上 朗と出会い…!?

鯛子は元々ローザンヌ国際コンクールを目指すほどのバレエ少女。

母を亡くし情熱を失うのですが、たくさんの人との出会いで「ダンスで生活ができるダンサーになる」ともう一度情熱を取り戻します。

鯛子がどんどん強く美しいダンサーになっていく姿が本当に素敵で、何かを目指している方にとっては心の励みになること間違いなし

一方、順風満帆だと思われた三上くんの人生にも葛藤があったりと、何人ものダンサーの生き様が輝く作品です。

バレエ漫画といえば、プロを目指す若い女の子が主役というの作品が多いですが、『Do Da Dancin'!』は、「エリートコースを外れたダンサーが主役」という所が他と違う魅力です!

 

『テレプシコーラ/舞姫』 山岸凉子

テレプシコーラ

あらすじ

篠原六花は小学五年生。
バレエ教室を開く母のもと、姉の千花とともにバレエを習ってきた。
そんなある日、六花のクラスに不思議な転校生がやってきた。
その転校生もまた、バレエを習っているようだったが…。
バレエに魅せられた者たちの運命が、今、ゆるやかに交差し、回り始める。
山岸凉子、待望の長編バレエ漫画、大反響第1巻!
(第一部単行本1巻あらすじより)

「アラベスク」の作者山岸涼子さんのバレエ漫画2作目。

拒食症や、怪我などバレエならではの悩みと闘う少女たちの姿はすごくリアルに描かれています。

山岸先生のバレエに関する知識の豊富さが漫画の中にも現れており、大変勉強になっていました。

登場するバレエ学校やコンクールが実際に存在するものなので、テンションが上がります。

コンテンポラリーダンスの重要さをも描いた漫画は、テレプシコーラ以前にはあまり無かったので衝撃的でした。

六花ちゃんがYAGPとローザンヌに参加するお話があるのですが、YAGPに参加していた私は共感して読んでいました。

『昴』 曽田正人

スバル

あらすじ

すばると和馬は双子の小学3年生。すばるの誕生日、クラスメイトの真奈たち3人が、すばるにプレゼントを持ってきた。
だが、彼女たちの本当の目当てはすばるではなく双子の弟・和馬。けれども和馬は入院していて状態が良くないため、すばるは会わせるのを渋る。
それでも強引に病室へ行った真奈たちが見たのは、脳腫瘍が原因で記憶障害を起こし、言葉すらほとんど解さなくなってしまった和馬の姿だった。
そんな和馬の意識をなんとか取り戻させたいすばるは、その日の出来事を躍りで伝えようと、毎日病室で懸命に舞い踊っていた

2009年に黒木メイサさん主演で上映された「昴」

私は映画を先に観てから漫画を読んだのですが、逆だったら物足りないだろうなって程漫画の中の昴は強い!

昴が、他の主人公と違う点は、「踊りで何かを与える」事に執着している所。

彼女はバレエに生かされているダンサーだなと読者に感じさせるダンサー

 


 

読みたい!

私がまだ、読んでいる途中またはオススメされた漫画をご紹介!

『絢爛たるグランドセーヌ』 Cuvie

グランドセーヌ

あらすじ


優れた観察眼と実行力を備えた少女・奏。絢爛たるバレエの世界に魅了された少女は、踊ることの楽しさに目覚め、やがては世界のグランドセーヌ<大舞台>へと駆けあがっていく。
実力派の大人気作家が描く本格クラシックバレエロマン!

作者のCuvie先生自身、有名なバレリーナを輩出しているバレエスタジオに所属していたそうです。

バレエはどれだけ家族のサポートが必要なのか、

学生時代の一年一年がどれだけ壁が大きく焦らすものなのか。などがリアルに書かれており

バレエを習っていた子なら全員共感できる部分がたくさんある漫画だと思います。


 

『ダンス・ダンス・ダンスール』 ジョージ朝倉

ダンスーる

あらすじ

主人公・村尾潤平は中学二年生。
幼い頃にバレエに魅了されるも、父の死をきっかけに「男らしくならねば」とその道を諦める。
バレエへの未練を隠しながら格闘技・ジークンドーを習い、クラスの人気者となった潤平だが、彼の前に、ある日転校生の美少女・五代都が現れる。
母親がバレエスタジオを経営する都に、バレエへの興味を見抜かれ、一緒にやろうよと誘われるが――!?
すべてを犠牲にしたものだけが、立つことを許される世界。
重力に逆らい、美しく高く跳ぶものたちよ、
抗いがたきその衝動に、身を捧げよ――
女性誌界のトップランナー・ジョージ朝倉が描く、
王道のドラマチック・バレエ・ロマン、開幕!!!!!

バレエボーイズに着眼した映画などはたくさん今までありましたが、

遂に漫画にも!と時代を感じました。

今までのバレエ漫画に出てくる男性たちはもうすでに出来上がっており、

ヒロインを支えたり、助けたりする「王子様」タイプ。

だけどそんな王子たちにも葛藤した少年時代があった。という漫画ですよね。

凄く読んでみたい一冊です。


 

バレエ漫画は心の支え

ダンサーからして、誰にも相談出来ない悩みや葛藤が漫画の中の主人公も持っていたという事が凄く心の支えになりました。

スランプの時もこれを読んでモチベーションを上げたり、時にはダイエットや筋トレの知識も習ったりしていました。

バレエを習っている、踊っている人はもちろんそれ以外の人も

「こんな世界があるんだなあ」と思って、バレエに興味が出てくれたらとっても嬉しいなと思います。

 

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