ダンサーに怪我はつきもの。
また、大きい怪我ではなくても、カラダの少しの違和感に敏感になってしまうことってありますよね。
ですがカラダの違和感を感じやすいのは、悪いことではありません!
ダンスでは細かい体の動きを意識することが多いので、一般の方よりもカラダが繊細になっているのです。
Contents
怪我をしないカラダづくりの鍵はセルフケア
怪我をしないカラダづくりのために、「セルフケア」は非常に重要です。
食事が偏っていたり、疲れが残っている時、怪我をしてしまう確率が急激に上がってしまいます。
また、睡眠時間をしっかり確保することやレッスン前後のストレッチ、マッサージで凝りをほぐすことは怪我の予防になります。
人よりも怪我をしやすいと感じている方は、是非日頃の「セルフケア」に力を入れてみてください。
オススメのクールダウンの方法として「筋膜リリース」があります。
以下の記事で詳しく解説しているので、カラダづくりに興味がある方は是非!
-
参考筋膜リリースをするべきタイミングとは?おすすめの筋膜ローラーや方法を紹介
続きを見る
怪我をしてしまった時の合言葉は「RICE」。やっぱり応急処置は大切
「なんだか股関節の痛みが取れないな」
「ジャンプの着地で失敗してしまった」
「背中を痛めてしまった」など、
そんな時は、やはり「RICE(ライス)」で応急処置をとることが大切です。
応急処置の合言葉「RICE」
- Rest(安静)
- Icing(冷却)
- Compression(圧迫)
- Elevation(挙上)
学校の授業で習ったりする「RICE」ですが、やはりこちらは基本です。
転倒や怪我など分かりやすい時はもちろんですが、レッスンやトレーニング後に何か違和感を感じるな、という時は確実にカラダをケアしてあげてください。
その後病院へ行き、なるべく違和感の原因を把握して、ケガとの付き合い方を学ぶと良いと思います。
ダンサーと病院
少しでも違和感を感じた時は、カラダの声に耳を傾け、是非お医者さんに診てもらいましょう。
ダンサーが病院を選ぶ時に大切にして欲しいのは、その病院にスポーツ外来があるかです。
本来なら、ダンサーの診療を受け付けていると公言している医院が望ましいですね!
また、1つの病院で診療を受けた結果、「問題ない」と追い返される場合があります。
本当に大丈夫な場合もありますが、心配が残る場合は、自分の感覚を信じてセカンド・オピニオンを。
セカンド・オピニオンとは、別の医院もしくは、別のアプローチで診察を受けて他の意見を聞くこと
都内でダンサーにオススメ病院2選
Loople 麻布十番
この医院には、自らがダンサーとしての経験を持っているお医者さんが在籍しており、ダンサーに寄り添った診察を受けることができます。
バレエダンサー出身の方もいらっしゃるので、一般の方よりもカラダが柔らかいバレエダンサー の方でも納得のいく治療を受けることができます。
http://www.loople.jp/
永寿総合病院 上野
この病院は、スポーツ医学やバレエ医学といった珍しい専門領域を持つお医者さんが在籍しています。
そのため、バレエについて医学観点でも専門知識を持ったお医者さんに診てもらうことができるので、非常に安心ですね!
http://www.eijuhp.com/index.html
ケガが治ったら終わりじゃないよ!同じケガを繰り返さないために
ケガによっては、手術をしなければならない場合もありますが、「手術をして痛みが取れたらOK」と考えるのは危険です。
そして、今の運動量まで戻すにはどれだけの時間がかかるのかや、他の筋力でカバー出来るのかなど、自分を理解してくれているお医者さんと話合うことが大切です。
ケガをして踊らない期間があるということは、それだけ筋肉が落ちているということ。
そのため、以前よりも体をケアしてあげることが必要なんです。
ずっと大好きなダンスを続けるために、ケガをしないための体や意識を磨けると良いですね!
Dancer's Mapは、ダンスが好きな全ての人のために、日々様々な情報を発信するWEBメディアです。
InstagramやTwitterでも、役立ち情報を発信しているので是非チェックしてみてください!