留学で一番聞く悩みが留学中の体型管理について。
朝昼晩補償されている寮での生活でも太ってしまった人の話はよく聞きます。
一緒にレッスンを受ける白人のお友達は、上半身は厚みがあり少し柔らかくても下半身がとっても細くて長い。
自分の体型と見比べて落ち込んでしまうダンサーが多いと思います。
留学中に摂食障害を患ってしまい、帰国するパターンも少なくありません。
どうすれば、暮らす国は変わっても健康的にダンスに打ち込めるのか対策が必要です。
環境と食生活
特にバレエをしている方で自分のプロポーションにとても自信がある人は少ないと思います。
中高生ごろから一度は「ダイエットしなさい」「痩せたらもう少し綺麗なのに」と言われた経験を持っていると思います。
きっとそこで調べたダイエット方法の中には、
「りんごを食べるだけ!」「断食」「炭水化物抜き」
など、極端に「何か」を取らないようなダイエット情報がたくさん。
私も、コンクールに挑戦し始めた頃からダイエットを初めました。
もちろん知識はなく数字に囚われたダイエットで、13歳ごろから20歳ごろまで夜ご飯を食べてなかったので今でも夜ご飯を食べすぎると胃が痛くなります。
留学初めの私の食生活は、
野菜はいくら食べても体に良くて、炭水化物は悪者!ストレスはだめだからチョコレートはOK
という謎の自己流ダイエットでした。
日本にいたら友達と遊びに行く時間も無く、行ったことなかった友達とのカフェでスイーツ!
それが留学先では17時にはスタジオをでて自由の身。
「ちょっと控えたら?」とセーブしてくれていた母が居ない留学先では籠から出た鳥のように自由に食べるようになってしまいました。
-
ダンス留学したい人が準備しておくべきこと【生活編】
続きを見る
そんな生活で無事、1年で5キロほど増えました。
海外は18歳から飲酒がOKの国も多く、お酒を飲みに行ったりもしていたのも原因。
お酒は浮腫むし判断能力が格段に下がります。
食べないことは怪我にも。
ダイエットをするということは栄養不足になってしまうということ。
栄養不足が引き起こすものは筋肉が衰え、骨が脆くなる。
今後のダンサー寿命にとっても重要。
しっかり食べて、トレーニングをしていたらすぐに治るはずだったものも治らない。
そして、栄養不足はメンタルにも影響があります。
ネガティブ思考になったり、だるくてレッスンで集中できない。好きだったダンスが辛い。
そんな人はもしかしたら、栄養不足が原因なのかも。
ただでさえ、生活リズムが変わって大変な中、言葉もうまく通じない、自分が思っていた留学生活とのギャップを感じたり、
ダンス留学はパワーが必要!
食事をきちんと取ることも仕事
Dancers Don’t Diet
管理栄養士という視点からダンサー・アスリートをサポートするFumiさん。
「ダンサーに『痩せろ』なんていう人の事を信用しなくて良い」とおっしゃていたFumiさん。
「痩せなさい」とオーダーする人は責任も取らないし損もしない。
ダンサーが損をする。
きちんとした道標を持つことは大切ですね。
自分の体を守るためにも食事を知ることはとても重要。
ダンサー専用 食事をマスターする5ステップガイド
ダンサーが知っておくべき食事に関するガイドブックです。
心の余裕は、表現の余裕に。
「自分がこのクラスで一番醜いんではないかな?」
「横の子より足は太いけど、腕は細いよね?」
「なんで、あの子お尻大きいのに主役なの?」
他人と比べて心に元気がない時より、伸びやかにダンスそのものを楽しめるダンサーがずっと魅力的!
知識をつけて元気にダンスを楽しめるダンサーが増えますように!
Dancer's Mapは、ダンスが好きな全ての人のために、日々様々な情報を発信するWEBメディアです。
TwitterやInstagramでも、役立ち情報を発信していくので是非チェックしてみてください!